2013年11月26日火曜日

お土産 ①


今月は留学関連の記事ばかりになりそうです。

sariです。

留学情報って斡旋企業や学校の体験談よりも
ブログ等の本当に個人的で偏った情報の方が
リアルで興味があるし、参考にしています。

だから、もしも同じ事を思っている方が
たまたまでもここを訪れて参考にしてくれればいいなと思い
ちょいちょい話していこうかなと思っています。


今回は出国前準備で一番目に楽しく二番目に辛い
「お土産選び」についてまとめます。
(一番辛い事は預け荷物の重量制限の為に切り捨てられる必需品選びです。)

sariは今まで2回オセアニアに短期留学をしました。

AU(オーストラリアのメルボルン郊外)に3週間と
NZ(ニュージーランドのハミルトン)に6週間です。

各ホストファミリーについての詳しくはまた別の機会にですが、
それぞれ受け入れてきた人数は10人近かったので特に不都合は無く過ごせました。

ですが、何人もの留学生を受けいれていると
月並みのお土産はそれこそ腐るほど持っています。

特に"お箸" "折り紙" "扇や扇子" は控えた方が良いかもしれません。

折り紙は日本人なら誰でも名人級の物が作れると思われている様なので
特に不器用な方はそういった意味でも避けた方が無難です。
(前の住人のもので作ってとせがまれる場合もありますが。)

また"硬すぎる煎餅" "人を選ぶ味のお菓子(特にわさびやあんこ)"は
なかなか減らず、下手するとそのまま放置になってしまう場合もあります。
ザラメ醤油などの無難な味で数は少なめがおすすめです。

あとは、"嵩張ってしまう置物(人形等)" は棚の肥やしになります。

NZの家庭で中国語の赤い壁掛け(魔除けのものらしい)が掛かっていたので
壁掛け等は逆にありのようでしたよ。
(デザインにこだわりのある家もあるので
 不安ならば、和柄の敷物(鍋式等)が良いと思います。)

逆におすすめなのは食品系では"お酒(ビールや梅酒)" "普通のスナック"です。

お酒は成人済みが必須条件ですが、ビールは特に喜ばれます。

またフルーティな梅酒も飲みやすい上に、紅茶割等のアレンジが聞くので
奥の手として良いと思います。

また大吟醸以外の日本酒や焼酎よりは
フルーティな大吟醸の方が好まれるそうです。
(日本で教授に教えてもらいました。)

最近はバーやパブで日本のウィスキーやリキュールを使う所も
出てきたので、有名ブランドの小さなサイズのウィスキーも喜ばれそうですね。

ステイ先を出る時にどちらの家庭でもボトルワインを戴いたので
(未成年だったAUでは受け取れませんでしたが。)
お酒系はsariの鉄板です。

また普通のスナックですが、これはスナック系やチョコ系、クッキー系です。

スナックといえばポテチですがsariは梅ポテチを鉄板として持っていきます。

AUでもNZでも"salt and vinegar"という
かなり酸っぱめのポテチが売っているので
梅味も割と受け入れてもらえました。

バーベキュー味はアメリカに行った友達は
ファミリーの受けが良かったと言っていましたが
AUのファミリーは爆笑していました。

また、野菜の粒が入っているもの(つぶつぶベジタブルやじゃがりこサラダ等)、
豆のスナックもヘルシーな印象らしく、受けが良かったです。
(もちろんじゃがりこチーズ等のチーズ味も受けが良いです。)


チョコ系は板チョコでも、たけのこ/きのこでも、ポッキーでも
何でも受けは良かったです。

クッキー系はカントリーマアムや、たべっこ動物、ムーンは
小ささに驚愕されますが、クッキー自体、慣れ親しんだお菓子なので食べてもらえます。
(sariは海外の大きなソフトクッキーが大好きなので気持ちはわかります。)

NZに行く機会がある方は是非
Cookie time(出っ歯のエルモもどきが目印)のクッキーを食べてみてください!!

砕けるのを覚悟で色んな種類を持って行きたいのなら
ブルボンのプチシリーズは便利ですよ。

後はクラスの友達様に個包装の飴や大袋もおすすめです。

ラッキーだったのはNZの家庭に"金平糖"を持って行ったのですが、
丁度ジブリの「千と千尋の神隠し」を大学図書館で借りてきてくれたので
ホームシアター中に話題に出来ましたよ。

余ってしまったら所詮は砂糖なので飲み物にでも
溶かしてしまえば大丈夫ですし、見た目もかわいいのでおすすめです。

後は個人的に普段食べているものも
持っていくとリラックスできるので意外に必要です。

sari的にオセアニアのグミは特に酸っぱい物が多いので
果汁グミ等の甘いものが欲しい方は少し重めですが持っていくのをお勧めします。


少し長くなってしまったのでここら辺でいったん切ります。

次回は調味料やご飯のお供系や雑貨を中心に紹介する予定です。

Pray for...


前回の続きです。

夕食が終わりにSさんが
「私は来月の11日に帰らなくちゃならなくなったんだ。」

Sさんの日本にいる息子さんがChchの地震に心配して
本来の予定より早い帰国を頼んだそうです。

ちなみにsariの帰国予定日は12日でした。


ここからは3.11の話になるので
大丈夫な方のみ、追記を開けてください。


2013年11月25日月曜日

with kiwi and Mr.S


前回の続きです。

sariのホストファミリーは大学でママが働いていたというのもあって
顔が広いファミリーでした。

なのでChch地震の後のある日、
大学の他の事務員のところでホームステイしている方が、
sariのホストファミリーが家族ぐるみでお付き合いしているおばあちゃんの家で
何年も迎えてもらっていた日本人のSさんだったらしく、
「明日Sがうちに遊びに来るの!!
   彼、本当に面白いからsariも気に入るよ!!同じ日本人だし!!」
と夕食時にファミリーからドッキリがありました。

短期留学なので大げさなと思うかもしれないですが
多国籍の学生が多い大学でさえ、日本人に会えればびっくり嬉しくなるのです。

それなのに日本人の知り合いがステイ先に来るとは
出来るだけ粗相の無いように過ごしているつもりですが
不安や緊張が興味や嬉しさよりも上になってしまいます。

またSさんは1年の半分をNZで過ごす方らしく
sariのホストファミリーとは長い付き合いがあるらしいので
会話にしがみ付かなければ、
sariは無意味な愛想笑いで時間をつぶしてしまうかもしれない!

しかもファミリーはSさん情報として
「Sは男性(主語がheだったので)で話が面白く、良い人で話が面白く、
よくNZに来ている人でとにかく面白い人」
という説明を笑いながらしてくれたので、sariとしては年齢すらさっぱりでした!!

なのにSさんは明日くる!

同じクラスの友達に話したら
みんな「いいじゃん!!」とか「楽しんできなよ」「Sさんの感想教えて」とか。

ですよねー。


結局夕食は"愛想笑い:ふむふむ=8:2"くらいでしたね。笑

リズミカルな会話が印象的でした。

改めて思ったのは
英語が下手とされている日本人によく言われるのは
敢えて熟語を使ったり、文法組立てたり…

そんな事している間に会話は進んでしまいます。

ある程度でも意味が理解できているのなら
口を開いて簡単な単語でも話した方が
場は盛り上がるし、会話は弾みます。

どうせ教わる生徒の身なんだから
助け舟はいくらでも出してもらえます。

もごついたり、意思表示が無い方が意欲が無いと取られてしまう。

たかだか1,2か月程度行っただけですが
特に実感しました。


で、Sさんですが、
品の良い感じのおじさんでした。

いやあ、sariはてっきり30代のホストファミリーが
名前を呼び捨てで呼んでいたので
同年代か、それより下の年代の方だと思っていたんですよ。

そしたらsariの両親よりも歳が上の方でした。

考えてみれば、海外ドラマでもあだ名や名前は呼び捨てですよね。

この事をその後クラスで話したら
「日本人って面白いね。」笑

海外って不思議!!!

with kiwi


蜜柑と炬燵の季節になりましたね。

お久しぶりです。

sariです。

突然ですが、2月からアイルランドに行ってきます!!

とは言っても、旅行では無く短期留学です。

sariは今までに2回短期留学をしたのですが
どちらとも日本から近いオセアニアだった事もあり
不安は感じなかったんです。

でも今回は飛行時間10時間以上のアイルランド!!

しかも初EU!!

んー。

イギリス英語より癖のあるアイリッシュ英語をまず聞き取れるのかが不安です。


突然ですが、sariはこのブログで3.11の話をしていません。

お気付きの方もいるのかもしれません。

実は2011年の3月11日はNZ(ニュージーランド)のハミルトンにいました。

短期留学を終えて12日に帰国する予定になっていました。

覚えている方もいると思いますが、
NZでも2011年の2月22日にChch(クライストチャーチ)で地震がありました。

もちろんsariはNZ国内にいました。

でもハミルトン(ワイカト地方)とChch(カンタベリー地方)は直線距離は近く見えるものの
北島と南島なので陸続きでは無いし、それぞれの島の西部と東端なので
全く揺れは伝わってきませんでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

(↑wiki先生です。下の方に地図があります。)


しかもNZ時間で夜中の12時51分に揺れた地震だったので
sariは翌朝、ホストマザーに起こされてニュースを見て地震を知りました。

ちなみに22日から1週間近くはキャンパス内でも
確か昼頃、一斉にチャイムが鳴った後に
生徒も教授も事務員もみんなで黙祷をしていました。

ちなみに黙祷は基本的に日本と同じように
動作を止め、目を瞑って祈ります。

地震の直後という事もあったと思いますが
被害にあった知人を思い出して泣き出してしまい嗚咽が止まらなくなっていた方や
安否がわからない知人の写真を握りしめて小声で祈ったりキスしていた方等
よく見かけました。

また、一度だけですがたまたま黙祷した時
周りに7,8人の人が集まっていたので
自然と輪になって手を繋ぎ合って祈った事がありました。

sariの様な留学生にとっては特に、その場だけの事なのですが、
見ず知らずの人と手を繋いだり、肩を貸したりといった
互いに痛みを共有する印象が深かった出来事でした。



少し長くなる話なので、ここで一回区切ります。